山本由伸はナ・リーグで最もチームに貢献した投手か、28先発で炎上ゼロの驚異的安定感に米激論(海外の反応)
米人気野球メディア「Jomboy」が考案した投手の登板結果を評価する独自指標「SGS(シンプル・ゲーム・スコア)」において、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がナ・リーグ最高峰の数値を記録していると話題になっています。投稿者によると、山本は28回の先発登板で平均18.5ポイントを記録し、78.6%の試合でチームに勝利のチャンスをもたらし、大崩れした試合(10点以下)が一度もありませんでした。防御率や奪三振率で圧倒的なブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーら他球団のエースと比較し、イニング消化と抜群の安定感から「チームにとって最も価値ある投手ではないか」とファンコミュニティで熱い議論が交わされています。英語圏最大の電子掲示板Redditのドジャース板より。

このトピックの背景
議論の焦点となっているSGS(Simple Game Score)は、ビル・ジェームズのゲームスコアを元に「アウト数と失点」のみでその試合の実際の結果と貢献度をシンプルに数値化した独自指標です。比較対象として名前が挙がっているブルワーズの剛腕ジェイコブ・ミジオロウスキー(通称ミズ)は驚異的な奪三振率と防御率でサイ・ヤング賞レースの最有力候補となっていますが、イニング数や試合を壊さない計算高さでは山本由伸が上回っています。ファンの間では、将来を予測するセイバーメトリクス指標と現実の試合結果、さらにポストシーズンの大舞台での信頼度などを巡って「真の価値とは何か」という白熱した議論が展開されています。
論点・読み所
- 28先発で炎上ゼロ!山本由伸の試合を壊さない圧倒的なゲームメイク能力と安定感が独自指標で証明される
- 奪三振マシンであるブルワーズのミジオロウスキーと「チームへの真の価値」を巡ってドジャースファンが激論
- 「ワールドシリーズ第7戦ならどちらに託すか」短期決戦におけるメンタルと信頼性を巡るファンの本音
編集部メモ
奪三振のような派手なスタッツだけでなく、先発投手の最大の責務である「イニングを稼ぎ、絶対に試合を壊さない」という山本の価値が現地ファンにも深く評価されているのが伝わってきます。大舞台での勝負強さを知るドジャースファンならではの熱い視点も非常に興味深いですね。
編集部の深掘り
ドジャース系サブレディットで、山本由伸を「ナ・リーグで最も価値のある投手」と評価する投稿が話題になっている。根拠は、一般的な防御率や奪三振数だけではなく、Jomboyが作成した「Simple Game Score(SGS)」だ。これは公式記録やMLBの標準指標ではなく、先発投手の1試合ごとの結果を簡単に比較するためのファン発の指標である。
投稿の説明によれば、SGSは投手が記録したアウト1個につき1点、失点1点につき1点を減点し、自責点ではない失点は0.5点減点する。さらに7回以降のアウトには1.33点を与える。つまり、長いイニングを投げ、相手に得点を許さない先発ほど高くなる。16点以上を「チームに勝つ機会を与えた登板」、10点以下を「チームを苦しくした登板」と分類し、三振や被安打、与四球は計算に含めない。これは、将来の投球内容を予測する指標ではなく、あくまでその試合でどんな結果を残したかを振り返る指標だ。
一方、Baseball-Referenceが紹介するビル・ジェームズのGame Scoreは、50点を起点にアウト、5回以降のイニング、三振を加点し、被安打、自責点、四球などを減点する別の方式である。。投稿内の平均値や「勝つ機会」の割合は、投稿者がSGSを各投手の登板に適用して算出した独自集計として読む必要がある。
投稿で比較されたのは、山本、ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー、ブレーブスのクリス・セール、フィリーズのクリストファー・サンチェスだ。投稿によると、山本は28先発でSGS平均18.5、基準を満たした登板が78.6%で、10点以下の登板はゼロ。ミジオロウスキーは平均16.8、セールは27先発で16.9、サンチェスは32先発で17.1だった。なお、これらのSGS数値はMLB.com、Baseball-Reference、Baseball Savantが公式に掲載する成績ではないため、他の統計と同じ確度の「公認ランキング」として扱うべきではない。
それでも、山本の主張を支える客観的な材料はある。2026年の山本は28試合に先発し、185イニング、防御率2.53、14勝9敗、182奪三振、WHIP0.870を記録した。Baseball-Referenceでは、防御率はナ・リーグ3位、投手WARは5.9で5位、投球回はリーグ5位だった。対してミジオロウスキーは防御率1.80、投手WAR6.5、252奪三振で、数字の上では山本より上の項目が多い。セールも防御率2.16、投手WAR5.5を記録している。。
山本の優位性は、圧倒的な一項目ではなく、登板の安定性と投球回の組み合わせにある。9月15日のレッズ戦では7回1安打無失点、10奪三振で勝利し、9月23日のパドレス戦でも6回5安打2自責点、4奪三振にまとめた。後者は敗戦投手になったが、SGSの考え方では「試合を壊さず、チームに勝機を残した登板」と評価できる。。
日本の読者が押さえたいのは、「最優秀」と「最も価値がある」は同じではないという点だ。防御率、奪三振、FIP、WARは投手の能力や総合的な貢献を測る。一方、SGSは各試合で先発投手がチームにどれだけ勝機を残したかを重視する。ミジオロウスキーの防御率の低さを認めながらも、登板数や投球回の少なさを考慮し、山本のほうがシーズンを通じて頻繁に安定した先発を提供した、と見るのがこの投稿の論旨である。もちろんSGSは守備、援護点、球場、対戦相手の強さを十分に調整しないため、単独で結論を出す指標ではない。ただ、山本の2026年を「派手な数字は一つでなくても、毎週チームを戦える状態にしたシーズン」と捉える補助線にはなっている。
参考:
- Yoshinobu Yamamoto 2026 Pitching Game Logs | Baseball-Reference
- 2026 National League Pitching Leaders | Baseball-Reference
- Yoshinobu Yamamoto Stats: Statcast, Visuals & Advanced Metrics | Baseball Savant
海外の反応
Source: r/Dodgers






もう何週間も前から言ってるけど、山本の安定感こそが他の投手と一線を画す部分だよ。登板数を考えたら、大崩れ(dud)がゼロっていうスタッツは異常だ。大抵の投手は今頃少なくとも1回は炎上をやらかしてるもんだけど、彼は毎登板チームに勝利のチャンスを与え続けている。
I’ve been saying this for weeks now, Yamamoto’s consistency is what separates him. That zero duds stat is wild when you look at how many starts he’s made. Most guys have at least one clunker by now but he just keeps giving the team a shot every single outing
ブルワーズにとってのミズ以上に、チームにとって「価値がある」投手なんてどこにもいないよ。
There is no pitcher “more valuable” to a team than Miz is to the Brewers.
I had a buddy argue this same point two years ago about Lindor. “It’s not who is the best, it’s who is “most valuable